フェルゼン伯爵(cv.興津和幸)
女性との噂が数多く、恋愛偏差値高いフェルゼン伯爵
名前くらいしか知りませんでしたが、スウェーデン出身の方なんですね。
物語の舞台はフランスなので、他国の人という事になります。
自信満々なフェルゼンが、アントワネット(リーゼ)に全く興味ないという様な態度で冷たくかわされる様は見ていて楽しかったです。
フェルゼンが「あれ??なんで?」ってなっている姿めちゃくちゃ面白かった!!
庶民のリーゼとアントワネットの声が一緒だという事に気付き、興味をもって近づいてくるんですが最初はアントワネットの姿をしたリーゼが気になっていたのに徐々にリーゼ自身を好きになっていく
でも、アピールしてもうまくリーゼにかわされていて、恋愛する気のない人を追いかけても仕方ない。と距離をおくんですが、突然寄ってこなくなったフェルゼンをリーゼが気になり始め、お互いが意識しあう…の様な流れでした。
その後の4年間のアメリカ出兵が良い感じに二人の距離を近付けた様に思います。
恋愛経験豊富なフェルゼンが初めてちゃんと好きになった人が出来て、告白も上手くできずに調子狂いだすのが可愛らしかった!
カッコいいのに可愛いとか最高でした!
あと興津さんのお声がバッチリで好きです!!
フェルゼンは王室の印象が悪くなり民衆に恨まれ、仲間であった人々が離れていってしまっても、リーゼと共にずっと陛下の傍を離れず常に尽くしてくれます。
すごく印象的なのは、
「王制は必要だ」と始終言っていた事。
また、弱い者の味方でいたいと言って去ったラファイエットに「今の民が弱いとは思わない」と伝えていた事です。
こんなにフランスの王家の事を考えてくれるのがスウェーデンの人っていうのがね…なんとも言えない気持ちになりました。
常にブレないフェルゼンはとても魅力的でした。
なんというか…安心する!
フェルゼンに任せれば絶対どうにかしてくれる!って安心感があります
結局ラファイエットも、今一番弱い者は誰だ?というフェルゼンの言葉がきっかけになったのか、テュイルリーに民衆が攻め込んで来たときに守ってくれたし…
逃亡が失敗したぐらいからフェルゼンとリーゼは会うことが難しくなってしまい、状況把握も困難になってしまう。
フェルゼン√では、身代わりの薬を飲んでいないのに副作用で突然アントワネットの姿に変わってしまう…というのが重要なポイントですが、まさかここで!!?な状態に。
薬の副作用が現れてアントワネットの姿に変わってしまったリーゼが本人じゃないのにタンプルからコンシェルジュリーへ移送されてしまう流れは、本当に怖かった
まさかここで…リーゼ処刑されちゃうの??
けど、小さな情報も聞き逃さず、もしかして移送されたのはリーゼ??と最悪の事態も考えて助けにきてくれるのには、もう本当にお前ってやつは!!( ノД`)…
でした!!
…リーゼ心細かったよね…
当たり前だけど、本物のアントワネットも一緒に来てくれるんだけど、死ぬってわかってて「私は王妃」「王妃の勤めを果たす」と、リーゼと入れ替わる気丈さには感服しました。
SPエンドみてから忠実エンドを見たんですが、その前にちょっとググってしまったんだよね…
フェルゼンもやはりこの時代に殺されてしまうんだという事を知ってしまった…
生きてる組だと思っていた~
それにしても折角生き残っていたのに、それはない…。しんどい…と思う忠実でした。