*はにーばにー*

日常や好きな事を書いています。主に乙女ゲームの感想。ネタバレON・OFF仕様ありです

【薔薇に隠されしヴェリテ】ルイ16世 感想

ルイ16世(CV.白井悠介)

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言っておくが私は結婚には興味がない。そなたにも興味がない。気楽に過ごすとよい

 

 

 

クレジット順、一番始めに攻略しました。 
ルイの√やれば大体の流れがわかる感じがします。 
白井さんの淡々としたトーンで話す声が、何事にも無関心で感情をあまり表に出さない陛下にピッタリで絶妙でした。素晴らしい! 

実際、ルイ16世もマリー・アントワネットも最後は処刑されてしまうという事は知ってましたが、何で知っていたのかわからず… 
ベル薔薇も確か見てない&知らないはず… 
だから相当民に恨まれる様な事してたのかなぁと思っていたんですが、このゲームのルイ16世は自分は政事には向いていない… 
だから少しでも平民気持ちがわかる様、知りたい&同じように生活したい。と行動するんですよ。 
また、最初何したいのかわからなかったけども、自分は王の器じゃないのはわかっているから、国を良くしようと考えている多岐にわたる仲間に、入れ替わってもらって意見交換も行い好感がもてました。 

だからこそー!! 
アントワネット様が… 
王として努めていこうとしてるのに、アントワネット様が色々やらかしてくれるので、平民からの印象は最悪で…とても可哀想でした。 
薬でアントワネット様にリーゼ(主人公)が入れ替わるというのがこのゲームのポイントの1つなんですが、 
「アントワネット様がリーゼだったら良いのに!!」となんど思った事か… 
民に寄り添える王室になったんじゃないか…と、もどかしい気持ちでイッパイでした。 

何事にも無関心な陛下がリーゼに少しずつ惹かれていく様子が、本当に急ぎすぎずゆっくり感じ取れるのが良かった。 
出会った時も結婚の時も、大切な瞬間に一緒にいたのはリーゼで、一般人と接した事がないだろう陛下に、リーゼの存在は特別だったんだろうな…と。 
そして、みんな離れていってもリーゼはいつも陛下の傍で支えてて…二人は一緒になれないのに…辛くて切ない。 

囚われていてもそれを受け入れている姿にはなんとも言えない切ない気持ちになった。

前半和気藹々としていた分余計にね。
今は陛下を追い詰める側だったり、離れていってしまったミロワール会で一緒に活動していた同志達の名前をあげて「皆大事な友であった」と、最後まで恨み事の一つも言わない陛下に涙。
そして、タンプル塔での処刑前日にやっとリーゼに想いを伝えるシーンは苦しさしかない! 
リーゼがアントワネット様だったら良かったのに!と私は思っていたけど… 
そうだよね… 
王と王妃じゃなくて、普通の人間として出会って恋したかったよね…
 
もっと時間が欲しかった。
もっと早く気持ちを伝えたかった、もっと早く出逢いたかった。
もっと愛したかった。

陛下~!!!( ノД`)… 

はじめてみたSPエンドにビックリしました。 
彼女が身代わりになった理由は何なんでしょう… 
わからないよ! 
…胸が痛くて素直に喜べないけど 
きっとルイもその想いをいつまでも抱えて生きていくんだろうな… 

幸せになって。幸せになるんだよ…!!

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