*はにーばにー*

日常や好きな事を書いています。主に乙女ゲームの感想。ネタバレON・OFF仕様ありです

【戦場の円舞曲(戦ワル)】ティファレト 感想

ティファレト(柿原徹也)

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それに僕は、早く死にたいし
戦場の円舞曲 - PS Vita

戦場の円舞曲 - PS Vita

    • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
    • 発売日: 2014/11/20
    • メディア: PS Vita
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©2014 IDEA FACTORY ©TEZUKA PRODUCTIONS

※2015/07/08に投稿したものを纏めました

 

 

4人目はティファレトです。

順番にやっているつもりだったけど、順番からいくとニケが先だったっぽい。

やってしまった。

でも、そんなにかわらないかな?

 

ティファレト楽しみにしていました。

見た目で好きだったのと、今までの共通ルートなどに出てくるティファレトの美貌に惹かれて…。

いや、だって立ち絵てからして美しくないですか!?

スチルではあまりそう感じないんだけど、立ち絵のあの瞳の感じとかめちゃくちゃ好みなんですけども。

なので彼との恋愛はどんなことになるんだろう?と、気になっていました。

 

ティファレトは、美しさからか女の人に好かれる事が多くて、でも自分は興味ない。

それどころか消えたい&死にたい。といつも考えている様なちょっと変わった魔法使いでした。

そんな事を言うので、過去に何かあったんだろうなーとは想像つきましたけど、まさか!!

本当に、まさか!!ですよ。

 

今回再びユリアナの彼が出てくるんですが、またお会いできるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しかった。

私結構ユリアナの彼好きです

ユリアナの彼とティファレトは、意気投合してニルヴァーナの地下にある墓地みたいな場所の秘密の噂を確かめに向かうんですが、そこにメフィストが!

そういえば、共通ルートでみんなで探検に行った時にもメフィストが現れましたよね。

なんかここまで出現すると、この場所になにか秘密でも隠されているんではないか!?という気持ちになる。

 

共通ルートでも上手くやりこめられましたけど、何か不完全燃焼な部分があったんですよね。

ティファレトのルートでは、その謎が解明されます。

この人のルート、先が気になって気になって仕方が無かったです。

 

今まで戦ワルをプレイしていて、何か勿体ないなーと思う部分が多かったですけど、こうやって制限キャラをプレイすると、ゲームの世界観をちょっとずつ知る事が出来て、少し微妙だと思っていたゲームに対する気持ちがかなり解消されました。

 

まぁそれはいいとして。

ティファレトは記憶喪失だという事を、ランに打ち明けてきます。

でも、ティファレトはランに心を許す理由がいまいち納得出来なかったというか、ランだけが正反対の事を言ったとか、そんな感じだったと思うんですけども。

ティファレトの、女の人に対する噂は実際ゲーム中に目にしたり色々な人に聴いたりして知ってはいましたけど、そんな肉食女子的な人以外にもティファレトの事を好きになった人いなかったんですかね?

内面をみてくれる様な人や、ランみたいな女の子他にも居そうですけど、どうなんだろう?

本人が「ランがはじめて」って言うんだから信じますけども。

ティファレトがランに惹かれる理由がわからなかったなー

 

まぁ、綺麗だから許す!!

 

マイア教官に、メフィストは悪魔だという事。

地下にディモスが封印されているという事。

キオラ様はメフィストと契約しているという事。

悪魔と契約するには何か代償を捧げなくてはいけないという事。

 

色々不確定情報を知らされて、合っている事もあったり食い違っている事もあったり。

そんな中、ティファレトと両想いになりました。

ランとしては、もう少し時間欲しかったんじゃないかなーとは感じました。

なんかティファレトにぐいぐい押された感が拭えない

そしてティファレト。

出会った頃は、恋愛には興味ない。束縛されたくないから。

そんな事を言っていましたけども、結構ヤキモチやきの寂しがりやだったりします。

それが表れているのがBADエンドの手前かな?とは思うんですが。

店に行くのを拒否すると、凄く悲しそうな顔するんですよね。

ショックを受けた顔を。

あの表情が私的には、とても心痛くて、ゲームに向かって謝りたくなった!

次の日から姿消しちゃうし…。

あ、BADは好きでした。心病んでる感じが。

でも、ユリアナは探しているし、きっとキオラ様も遅かれ早かれ知るだろうし、どうにかしてくれそうな気がするけど。

 

そして、記憶喪失の原因。

実はティファレトは幻で、本当のティファレトはニルヴァーナの地下で、ディモスが暴れだすのを抑える為に囚われている。という事でした。

これは、100年前にメフィストと契約した代償という事で、国の平和の為に自分が犠牲になった様です。

だから幻のティファレトには過去の記憶はなく、しかも自分と関わる相手を不幸にしてしまう呪いがかけられている。

そして、いつかは忘れられてしまい誰の記憶にも残らない…という…。

話を読み進めていきながら、めちゃくちゃ泣いてました私。

消えたいとか死にたいとか言ってた理由が繋がって、そして親しくしていたシャオレイからも、いつか忘れられてしまうんだと。

ルナリアの花が枯れてしまった事も、幻のティファレトが今のまま居たい、ランと一緒に居たいと、想いを強く持ってしまったからで、それが原因で本物のティファレトの力が綻んでしまったのが原因だった。

ティファレトが囚われていた地下の丁度上に、ルナリアの花が咲いているっていう。

 

なんかもう色々な事実が一度にわかって、苦しくなっていたのに、ティファレトがランを覚えていないという事実に、更に胸が苦しくなりました。

 

ランには、ティファレトを救う事が出来る。

悪魔との契約をメフィストに迫られます。

ランが代わりに囚われればミルヴェリアもこのままで、ティファレトも助けられる。

その決断を迫られる中、キオラ様が自分がかわりになる!と、やってくるんですが、もう先が気になって気になって。いったいこの話どうなるの?と。

でもね。

先が、気になるとか言いつつ、

魔剣…だよね…?とは薄々感じていたよ。

だって、魔剣自体特別な力を持っているし、これまでのルートでヴィルヘルム力を使い果たして消えていってしまっているし…。

 

という事で。

本当に魔剣だった

 

でも、本当にこれで良いの?

ヴィルヘルムはそれでいいの?

だって、ただの剣ではないんだよね。ヴィルヘルムという人格が剣に宿っている訳でしょ?

物だったら良くて、人だったらダメっていう訳ではないけども、魔剣がかわりに囚われるのも「心から良かったね!」とは思えなくて、ハッピーエンドなはずなのに、犠牲になったものが変わった…っていう気持ちにしかなれなかった。

 

うーん。

でもまぁティファレトルートではあるので、ティファレトとはハッピーエンドにはなったんですよね。

いまいちスッキリしないけども、ちゃんと本物のティファレトとの恋愛がはじまる訳ですよ。

若干寿命が気になるけども、今まで無の世界の様な所に100年も居たんですから、本当にこれから幸せになってほしいな…と思いました。

 

ティファレト。

私はかなり好きです!

 

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