*はにーばにー*

日常や好きな事を書いています。主に乙女ゲームの感想。ネタバレON・OFF仕様ありです

【薔薇に隠されしヴェリテ】ロベスピエール 感想

ロベスピエール(CV.須嵜成幸)

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あいつらに頭を下げ、どんな内容でも逆らう事なく従うんだろ?犬以下じゃないか

 

1週目に違うキャラクターを攻略した時は、全く知らない人物だったので、ダントンと一緒にオリキャラだと思っていました、ごめんなさい

でも、その後検索して知らべていくと実在する人物なんですね…

無知って怖い。本当にごめんなさい(2度目)

 

ヴェルサイユでのお勤めも終わってパリを彷徨っていた際に出会った平民チームのキャラクターで、同じ宿で過ごすことになります。

最初は大学へ通っているとの事だったので、年下キャラ?と思っていたけども、よくよく考えたら大学っていったら20歳ぐらいだろうし(あれ?フランスも?)リーゼよりも年上なんですね。

ちょっと厳しめの頭がキレるクールキャラクターで愛嬌もあまりないんですが、皆ほっとけない愛される存在です。

まだフランス語が不安定なリーゼがロベスピエールと言い争いになり、最後の決め台詞で「自分を好きにさせてみせる!」と言ってしまうんですが(間違えて言った)それを本気だと思ってしまう…そのやりとりが可愛らしかったです!

言い間違えだと気付いてから怒り出すんですが…
この出来事がきっかけに「リーゼ=恋愛馬鹿」というあだ名でよばれる事に…

これ本当にずーーっと「恋愛馬鹿」なんですよ

年数が経っても「恋愛馬鹿」呼びなの。それが可笑しかったけど、確かにあだ名つけちゃうと後から違う呼び方するの難しいよなー。自分にあてはめて考えてみると、戻したくても戻せないという状況、意外にしっくりきました。

 

ロベスピエールに一貫して言える事は、嘘をつかない事。自分の信念を曲げない事。

融通効かないなーと思う事もあったけども、そこが潔くて男らしかったです。

アントワネット様(中身はリーゼだった)に、リーゼが叩かれていた事を怒る&問いただすシーンも、身分関係なく発言できる真っ直ぐさは素晴らしいなと感じました。

そして優しいよね!

陛下と入れ替わって大臣たちと財務の話をする場面も、テキパキと指示していて本当に凄かった!

入れ替わりの意味ってなんだったんだろう?と他のキャラクターを攻略した際に漠然と思っていたけど、ロベスピエールはちゃんと陛下の代わりをして政事をしていたって言える気がします。

 

恋愛面は、そこまで糖度高くなかったかなーと感じました。

素直じゃない性格なのでなかなかね。

でも、いざっていう時は支えてくれるし、助けてくれるし、革命を進めながらもリーゼの事はきちんと考えてくれるし、いつも不器用ながらも手を差し伸べてくれる様は素敵でした。

優しく接してくれたあとに「…って言ったら本気にするか?」っていうやりとりとか、ロベスピエールらしいなぁと思った。

 

ロベスピエールは「貧しい人を救いたい」という想いの元に動いています。

これは出逢った時から変わる事はない。

ミロワール会のメンバーと交流を深めながらも、自分の信念を曲げずに進んだ先に待っていたのは革命側。ルイ達を追い詰める側になってしまう…。

平民側はロベスピエールが初めてだったけども、こんな感じで話が進んでいくんだーと。

リーゼは…といえばルイルート以外はだいたい、あっちフラフラこっちフラフラ…な感じなんですね。ロベスピエールの曲げない信念とは真逆な存在でした。

でも、リーゼがヴァレンヌは逃亡しなかったシナリオははじめてでした

 

革命を進めていくうちに、めちゃくちゃきな臭い話が続いていくんですよね。

その中心にいるロベスピエール…。貴族側を先にやってしまった私は、追い詰めていく側の気持ちがあまり理解できず、前半でワイワイやっていた場面などを思い出し、ルイが処刑されるまでの流れはきつかったです。

ランバール夫人や陛下がいなくなり、リーゼも悲しすぎて気持ちが追い付かなくなってしまって…すぐ居なくなったり自分の事ばかり…

その時の「一番理解して欲しい奴に理解されない気持ちがわかるか?」と、リーゼに対して吐露するんですが、彼も思い悩んでいたんだな…ってわかって少しほっとしたのと同時に、悲しくなってしまった。

「誰が好き好んで人殺しをしている!?」って…革命側規模が大きくなりすぎて自分の考えとは違うところで変化が起きてしまったり…そのなかでも自分の意思を貫いて行動していく様は、簡単なものじゃないんだって事。痛いほどに突き刺さりました。

その後、ロベスピエール、ダントン、リーゼで会って前の様に語らうシーンは切なかった…。

もうこれが最後って…。

その後ダントンも処刑されてしまうんんですよね…。

最終的に自分も処刑されてしまうんですが…。

 

リーゼが身代わりの薬を持って行って逃がそうとコンシェルジュリーへ入るんですが、結局使ってくれない…

リーゼが去った後に、身代わりの薬が投げ出される音がしました。切ない~

 

SPエンドではあの方が身代わりになってくれます。

何故リーゼが行った時に使ってくれなかったのー!?と思ったし、何故彼が??

顎の下を銃で撃たれていた様で、すぐ処刑だから治療もしてくれなかった…とかそういう瀕死な状態だったからでしょうか…

でも、無意識にリーゼと生きる道を選んだんですね…

本編ではかなり微糖だったので、この後はたくさん幸せになってほしいな…と思いました!

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